『小規模事業者持続化補助金<一般型>について』 …第14回の申請受付締切は令和5年12月12日です。
「小規模事業者持続化補助金」の第14回の申請受付が令和5
年9月12日から始まりました。
この補助金は、小規模事業者が地域の商工会、商工会議所の助
言等を受けて経営計画を作成し、その計画に沿って地道な販路
開拓等に取り組む場合に費用の一部を補助してくれるものです。
受付締切は令和5年12月12日です。
申請にあたっては、事業を営む地域を管轄する商工会、商工会
議所の窓口に事業計画書を提出して「事業支援計画書」を作成
してもらう必要があります。事業支援計画書交付の受付締切は
原則、令和5年12月5日です。
概要をみておきましょう。
■補助対象者
小規模事業者である株式会社、合名会社、合資会社、合同会社、
特例有限会社、企業組合、協業組合、個人事業主等が対象です。
※商工会、商工会議所の会員でなくても応募は可能です。
■補助対象経費
補助対象事業に係る次のような経費が対象となります。
機械装置等費、広報費、ウェブサイト関連費、展示会等出展費、
開発費、旅費、資料購入費、雑役務費、借料、設備処分費、委
託・外注費
■申請類型
通常枠の他に次のような特別枠があります。
(1)賃金引上げ枠
販路開拓の取組に加え、事業場内最低賃金を地域別最低賃金よ
り30円以上引き上げた事業者を支援するものです。
※すでに事業場内最低賃金が地域別最低賃金より30円以上高
い場合は、現在支給している事業場内最低賃金より30円以上
引き上げる必要があります。
(2)卒業枠
販路開拓の取組に加え、雇用を増やして小規模事業者の従業員
数を超えて事業規模を拡大する事業者を支援するものです。
(3)後継者支援枠
販路開拓の取組に加え、「アトツギ甲子園」のファイナリスト
および準ファイナリストになった事業者を支援するものです。
(4)創業枠
産業競争力強化法に基づく「特定創業支援等事業」による支援
を公募締切時から起算して過去3か年の間に受け、かつ過去3
か年の間に開業した事業者を支援するものです。
■補助内容
(1)補助上限金額
それぞれの枠の補助上限金額は次のとおりです。
・通常枠:50万円
・賃金引上げ枠、卒業枠、後継者支援枠、創業枠:200万円
・インボイス特例:補助上限額を一律50万円上乗せ
※免税事業者であった事業者のうち、補助事業の終了までに新
たにインボイス(適格請求書)発行事業者に登録した事業者が
対象となります。
(2)補助率
補助率はいずれの枠も2/3以内です。
※賃金引上げ枠のうち赤字事業者については3/4以内です。
詳しくはそれぞれの事務局のホームページをご確認ください。
◇事務局(商工会地区分:全国商工会連合会)ホームページ
http://www.shokokai.or.jp/jizokuka_r1h/
◇事務局(商工会議所地区分:日本商工会議所)ホームページ
https://r3.jizokukahojokin.info/
〇補助金に関するご相談は銀行融資プランナー協会正会員事務
所である当事務所にて承っております。
お気軽にご相談ください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
■お問い合わせ先
【 石田雄二税理士事務所 info@kaikeisanbo.com 】
昭和63年、中央大学商学部卒。
その後、大手ゼネコン勤務等を経て、平成7年、石田雄二税理士事務所開業。
「会計事務所は最も身近な経営スクール」をモットーとし、マネジメントゲームを用いた経営指導は県外にまで及ぶ。
広島県創業サポーター。広島県事業引継ぎ支援センター登録専門家。