『失敗しない、儲かる事業の創り方・立ち上げ方!』 …上手くいかない理由は概ね同じです。
…前回号のつづきです。
創業で成功するためには慎重な計画と相応の知識が必要です。
創業者としてビジネスを始める際によく見られる失敗の理由に
ついて解説します。これらのポイントに注意を払うことで、失
敗を減らすことができるはずです。
◆1.始める事業を間違えて儲からない!
事業を始める際に最も重要なのは、適切な事業を選ぶことです。
魅力的なアイデアや情熱は大切ですが、市場の需要や競争状況
を見極めることも重要です。事前の市場調査や競合分析を行い、
自身のアイデアが需要に応えるかどうかを確認しましょう。ま
た、自身のスキルや経験に合致しているかも検討しましょう。
成功するためには、自身の強みを活かした事業を選ぶことが重
要です。
◆2.値決めを間違えて、繁盛貧乏に陥る!
値決めは事業の収益性に大きな影響を与えます。価格を高く設
定すれば利益率は上がりますが、需要が減少する可能性もあり
ます。逆に、低価格設定では需要が高まるかもしれませんが、
利益が得られなくなるかもしれません。競合他社の価格や付加
価値を考慮し、適切な価格を設定することが重要です。また、
顧客に提供する価値や差別化ポイントを明確にし、適正な価格
設定を行いましょう。
※総じて安く設定しすぎるケースが多いように感じます。
◆3.規模拡大を優先し過ぎて破綻する!
事業の成長と規模拡大は重要ですが、適切なタイミングで行う
必要があります。急激な成長には多くのリソースとキャッシュ
フローが必要です。事業の基盤を築くためには、最初は小規模
ながら収益性の高い事業を構築することが重要です。安定した
収益を上げることで、持続可能な成長を実現しましょう。また、
成長にはリスクも伴いますので、計画的な規模拡大を行うこと
が重要です。
◆4.銀行対応を間違えて資金繰りに瀕する!
資金繰りは事業を継続する上で不可欠です。銀行との関係を築
くことは、迅速な資金調達や信用獲得につながります。しかし、
銀行対応を誤ると資金繰りに困難が生じることがあります。事
業計画や財務状況を正確かつ適切に提示し、銀行との信頼関係
を構築しましょう。また、複数の資金調達先を持つこともリス
ク分散の観点から重要です。資金繰りに関してはプロのアドバ
イスを受けることも検討しましょう。
※『銀行融資プランナー協会正会員』の当事務所にご相談くだ
さい。
◆5.努力の方向・方法を間違えて報われない!
努力は成功への近道ですが、努力が報われるためには適切な方
向性と方法が必要です。事業戦略やマーケティング戦略を見直
し、市場のニーズやトレンドに合わせた努力を行いましょう。
また、自己啓発や情報収集にも時間を割くことで、自身のスキ
ルや知識を向上させることができます。成功者のモデルやメン
ターを見つけ、アドバイスを受けることも有益です。努力を正
しい方向に向けることで、成果を上げることができます。
◆6.経営の基本ルールを知らずに大損する!
事業を成功させるためには、経営の基本ルールを理解しておく
ことが不可欠です。財務管理や法的事項、人材管理など、経営
における重要な要素を学びましょう。経験豊富なメンターや専
門家の助言を仰ぐことも有益です。また、経営の基礎を固める
ために経営者向けのセミナーや研修に参加することもおすすめ
です。経営の基本ルールを知ることで、事業の持続可能性や成
長性を高めることができます。
創業者としてビジネスを始める際には、これらのポイントに留
意することが重要です。失敗を避け、成功するためには正しい
選択と努力が必要です。目標に向かって着実に進み、経験を積
むことで、より良い未来を切り開いてください。
貴社の成功を祈念いたします。何でも相談ください。
※銀行融資プランナー協会の正会員である当事務所は、クライ
アントに『お金の心配をできるだけしない経営を行ってもらう』
ための新しい機能(=金融機関対応を含む財務の機能)を持つ
ことを宣言いたします。
我々は、『税理士』ではなく、『新・税理士』です。
遠慮なくご相談ください。
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いましたら、下記アドレスにメールをお願いします。
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【 石田雄二税理士事務所 info@kaikeisanbo.com 】
昭和63年、中央大学商学部卒。
その後、大手ゼネコン勤務等を経て、平成7年、石田雄二税理士事務所開業。
「会計事務所は最も身近な経営スクール」をモットーとし、マネジメントゲームを用いた経営指導は県外にまで及ぶ。
広島県創業サポーター。広島県事業引継ぎ支援センター登録専門家。