アフターコロナ、どのように経営するのか(その4)! …財務力強化・絞り込み・人事改革・新ルールへの適合!
◆1.財務力(資金余力)の強化を!
◆2.余計なものをそぎ落とした『Simple』な経営体の
構築を!
◆3.働き方(働かせ方)、雇い方、人事の考え方を見直す!
◆4.アフターコロナ、ウィズコロナの新ルールの創造と適合!
■これからの経営について!
◆1.財務力(資金余力)の強化を行ってください。
コロナ禍は、有事当日のキャッシュポジション・金融機関との
関係性で明暗が分かれました。平時から財務に策を持っていた
会社様は、その分アドバンテージを得ました。緊急融資はプラ
スαの余裕資金として調達できたはずです。常日頃から、最大
限の資金を持ち続ける、金融機関との良好な関係を継続するこ
との重要性が証明されました。
もう一度可能な限り財務力(資金余力)の強化を行ってくださ
い。
◆2.余計なものをそぎ落とした『Simple』な経営体を
構築してください。
有事は余計なものを保有するデメリットが顕在化します。今こ
そ、その余計なものをそぎ落としてください。貴社にとって力
相応な規模、最適な仕組みへの組み換えを実施してください。
◆3.働き方(働かせ方)、雇い方、人事の考え方を見直して
ください。
働かせ方、雇用の仕方、人事…過去にとらわれず抜本的に変え
ていきましょう。(優秀な)雇用される側には、たくさんの選
択肢が準備されています。優秀な従業員を逃がさないように、
働き方(働かせ方)、雇い方、人事を時流に適合させていきま
しょう。
◆4.アフターコロナの新ルールの創造と適合を目指してくだ
さい。
〇デジタルシフトは一過性の流行ではありません。急激に進む
新しいトレンド・ルールチェンジです。コロナ禍終焉後も打ち
切ることなく、継続してしっかり定着させましょう。元に戻さ
ないでください。
〇脱・3密対策も新しいルールです。これも一過性の事柄では
ありません。最低限の常識として、最大限配慮することで、顧
客の安心感を取り戻しましょう。飲食店などは、そもそも3密
を目指した業態です。レイアウトや家具・備品の配置等、その
設計思想を変えていかねばなりません。容易ではありませんが、
できることから確実に実行しましょう。
■有事は経営者の真の実力が問われました。結局、よく勉強す
ることしか他に方法はありません。以下の言葉を再確認してく
ださい。
◎『世の中に存在するのは、良い会社と悪い会社ではなく、優
秀な社長とそうでない社長のみ!』(一倉定先生)
また、勉強は、3か月続けてもほとんど変わりません。3年続
けると成果が表れます。10年続けると、人生が変わります。
◎『勉強は、魂に染み込むぐらいでないと意味がない!』
(稲盛和夫先生)
※追伸:もう一度可能な限り財務力(資金余力)の強化を行い
ましょう。ご遠慮なく当事務所までお問い合わせください。
■お問い合わせ先
【 石田雄二税理士事務所 info@kaikeisanbo.com 】
昭和63年、中央大学商学部卒。
その後、大手ゼネコン勤務等を経て、平成7年、石田雄二税理士事務所開業。
「会計事務所は最も身近な経営スクール」をモットーとし、マネジメントゲームを用いた経営指導は県外にまで及ぶ。
広島県創業サポーター。広島県事業引継ぎ支援センター登録専門家。