『研究開発助成金の第2回目募集開始について』 …新技術・新製品等の研究開発費に利用できる助成金です。
「研究開発助成金」の第2回目募集が9月1日から始まります。
この助成金は、公益財団法人三菱UFJ技術育成財団が、技術
指向型の中小企業を育成する事業の一環として、ベンチャー企
業が行う新技術・新製品等の研究開発費の一部を助成するとい
うものです。
他の多くの助成金は補助の対象となる費用を支払った後に支給
されますが、この助成金は交付決定時に先払いしてくれます。
創業あるいは新規事業進出後5年以内の方はご検討ください。
概要をみておきましょう。
■応募資格
設立または創業後もしくは新規事業進出後5年以内の中小企業
または個人事業者で、優れた新製品、新技術を自ら実施しよう
とする具体的な計画を持っている者が対象です。
■助成対象プロジェクト
技術水準から見て新規性のある機械、システム、製品等の開発
で、2年以内に事業化が可能なプロジェクトが対象です。
■助成対象費用
新技術、新製品等の研究開発資金、およびその成果の事業化に
必要な調査研究費、設備費、試験費、試作費等が対象です。
■助成金の金額
次のいずれか少ない方の金額が交付決定と同時期に全額交付さ
れます。
(1)1つのプロジェクトにつき300万円以内
(2)研究開発対象費用の1/2以下
■選考基準
次の要件を総合的に審査して選考されます。
(1)プロジェクトの新規性、市場性
(2)プロジェクトの実現可能性
(3)経済・社会への貢献内容など
※他の助成金を受けていることは審査に影響を与えませんので
併願も可能です。
■その他
助成金の交付を受けた事業が事業化されて成長が見込める場合
には、この財団が500万円以内で株式を保有することにより
更なる支援を受けることも可能です。
■応募期間
平成30年9月1日から平成30年10月31日
(交付の決定は平成31年2月頃の予定です。)
応募要項等の詳細は、三菱UFJ技術育成財団のホームページ
からご確認ください。
http://www.mutech.or.jp/subsidy/
昭和63年、中央大学商学部卒。
その後、大手ゼネコン勤務等を経て、平成7年、石田雄二税理士事務所開業。
「会計事務所は最も身近な経営スクール」をモットーとし、マネジメントゲームを用いた経営指導は県外にまで及ぶ。
広島県創業サポーター。広島県事業引継ぎ支援センター登録専門家。