『事業再構築補助金の第7回公募について』 …7月1日から第7回公募が開始されています。ご準備ください。
「事業再構築補助金」の第6回公募が6月30日で締め切られ、
7月1日から第7回公募が開始されています。
公募の締切日は9月30日で、申請の受付は8月下旬から始ま
る予定です。
これまでの申請においては、次のような事由により申請要件を
満たさなかった申請が多いようです。申請をご検討の方は注意
してご準備ください。
(1)売上高減少要件に必要な月別売上高を証明する書類が添
付されていない、あるいは売上高減少として選択された
年月とは異なる年月の書類が添付されている。
(2)「認定経営革新等支援機関による確認書」に記載された
法人名等が申請者と異なっている、または認定経営革新
等支援機関ではなく、申請者名で確認書が作成されている。
(3)経済産業省ミラサポplusからの「事業財務情報」が添付
されていない。
(4)添付された書類にパスワードがかかっていたり、ファイ
ルが破損している。
通常枠の概要を確認しておきましょう。
■補助対象要件
通常枠の補助対象要件は以下のとおりです。
(1)2020年4月以降の連続する6か月間のうち、任意の
3か月の合計売上高が、コロナ以前(2019年または
2020年1月から3月)と比較して10%以上減少し
ていること。
※売上高に代えて付加価値額を用いることも可能です。
(2)事業再構築指針に沿って、補助事業終了後3年から5年
で付加価値額の年率平均3%以上増加、または従業員一
人当たり付加価値額の年率平均3%以上増加の達成を見
込む事業計画を策定すること。
※補助金額が3,000万円を超える案件は金融機関および認
定経営革新等支援機関と事業計画を策定する必要があります。
■補助対象事業
新分野展開、事業転換、業種転換、業態転換、事業再編のいず
れかの事業再構築の類型に該当する必要があります。
■補助対象経費
建物費、機械装置・システム構築費、技術導入費、専門家経費、
運搬費、クラウドサービス利用費、外注費、知的財産権等関連
経費、広告宣伝・販売促進費、研修費などが対象となります。
■補助金額等
補助上限金額、補助率は以下のとおりです。
(1)補助上限金額
◇従業員数20人以下:2,000万円
◇従業員数21から50人:4,000万円
◇従業員数51人から100人:6,000万円
◇従業員数101人以上:8,000万円
(2)補助率
◇中小企業者等:2/3(6,000万円超は1/2)
◇中堅企業等:1/2(4,000万円超は1/3)
詳しくは、補助金事務局ホームページからご確認ください。
https://jigyou-saikouchiku.go.jp/
〇補助金に関するご相談は銀行融資プランナー協会正会員事務
所である当事務所にて承っております。
お気軽にご相談ください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
■お問い合わせ先
【 石田雄二税理士事務所 info@kaikeisanbo.com 】
昭和63年、中央大学商学部卒。
その後、大手ゼネコン勤務等を経て、平成7年、石田雄二税理士事務所開業。
「会計事務所は最も身近な経営スクール」をモットーとし、マネジメントゲームを用いた経営指導は県外にまで及ぶ。
広島県創業サポーター。広島県事業引継ぎ支援センター登録専門家。