『デジタルツール等を活用した海外需要拡大事業費補助金について』 …越境ECに積極的に取り組む中小企業者はご検討ください。
「デジタルツール等を活用した海外需要拡大事業費補助金」は、
優れたコンセプトや魅力的な地域資源を保有しているものの輸
出販路が弱く十分に海外需要を取り込めていない中小企業者等
が、越境ECを積極的に取り入れたブランディング・プロモー
ション等に取り組む場合に、その経費の一部を補助してくれる
ものです。
申請にあたっては、事務局において採択スケジュールや追加公
募等を検討・調整する必要性から、事前連絡期間が設けられて
います。事前連絡のない申請は受け付けてもらえませんのでご
注意ください。
事前連絡の受付は令和4年6月24日の17時までです。
なお、申請受付締切日は令和4年6月30日です。
概要をみておきましょう。
■ 補助対象者
日本国内に本社を有する中小企業者等(中小企業・組合・一般
社団法人・特定非営利活動法人等)が対象です。
■ 申請要件
以下の要件を満たす必要があります。
(1)申請時点において越境ECを既に活用しているか、補助
事業終了時点において越境ECを活用していること。
(2)申請時点において、越境ECを活用した販路開拓で取り
扱う商品が既に存在していること。
(3)効果的な販路開拓に繋がるよう、商品ブランディングや
ブランド確立にむけたプロモーション等を実施すること。
(4)支援パートナーとの契約等に基づき支援サービスに対し
て適切な対価を支払うこと。
※支援パートナーとは、中小企業者等が海外販路開拓等を行う
上で必要となる様々な活動をサポートできる民間事業者等の
うち、事務局が選定した事業者を指します。
■ 申請プロセス
申請にあたっては、支援パートナーの中から自らの販路開拓等
に資する支援パートナーを選択し、支援パートナーと相談する
ことにより事業計画を策定する必要があります。
最終的には、支援パートナーのうち最低1社以上と事業支援を
受けることについて合意を図り、支援パートナーから提供され
る「事前協議確認書」を用意したうえで、その他の申請書類一
式と併せて事務局に提出します。
■ 補助対象経費
補助対象事業に係る、謝金、旅費、通訳・翻訳費、通信運搬費、
広報費、マーケティング調査費、産業財産権等取得等費、設計
・デザイン費、委託・外注費が対象となります。
■ 補助内容
補助上限金額等は次のとおりです。
・補助上限金額:200万円から500万円以内
・補助率:2/3
詳しくは、デジタルツール等を活用した海外需要拡大事業事務
局のホームページをご確認ください。
https://digital-tool.jp/
〇補助金に関するご相談は銀行融資プランナー協会正会員事務
所である当事務所にて承っております。
お気軽にご相談ください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
■お問い合わせ先
【 石田雄二税理士事務所 info@kaikeisanbo.com 】
昭和63年、中央大学商学部卒。
その後、大手ゼネコン勤務等を経て、平成7年、石田雄二税理士事務所開業。
「会計事務所は最も身近な経営スクール」をモットーとし、マネジメントゲームを用いた経営指導は県外にまで及ぶ。
広島県創業サポーター。広島県事業引継ぎ支援センター登録専門家。