『小規模事業者持続化補助金<一般型>について』 …令和4年3月29日から第8回の申請受付が始まりました。
「小規模事業者持続化補助金」は、小規模事業者が地域の商工
会、商工会議所の助言等を受けて経営計画を作成し、その計画
に沿って地道な販路開拓等に取り組む場合に費用の一部を補助
してくれるものです。
第8回の申請受付締切日は令和4年6月3日となります。
概要をみておきましょう。
■補助対象者
小規模事業者である株式会社、合名会社、合資会社、合同会社、
特例有限会社、企業組合、協業組合、個人事業主等が対象です。
※商工会、商工会議所の会員でなくても応募は可能です。
■補助対象経費
補助対象事業に係る次のような経費が対象となります。
機械装置等費、広報費、ウェブサイト関連費、展示会等出展費、
開発費、旅費、資料購入費、雑役務費、借料、設備処分費、委
託・外注費
■申請類型
通常枠の他に次のような申請枠があります。
(1)賃金引上げ枠
補助事業実施期間に事業場内最低賃金を地域別最低賃金より
30円以上引き上げた事業者を支援するものです。
(2)卒業枠
補助事業実施期間中に常時使用する従業員を増やし、小規模事
業者の定義から卒業して事業規模を拡大する事業者を支援する
ものです。
(3)後継者支援枠
将来的に事業承継を行う予定があり、新たな取組を行う後継者
候補として、「アトツギ甲子園」のファイナリストになった事
業者を支援するものです。
(4)創業枠
産業競争力強化法に基づく「認定市区町村」または「認定市区
町村」と連携した「認定連携創業支援等事業者」が実施した
「特定創業支援等事業」による支援を公募締切時から起算して
過去3か年の間に受け、かつ過去3か年の間に開業した事業者
を支援するものです。
(5)インボイス枠
令和3年9月30日から令和5年9月30日の属する課税期間
で一度でも免税事業者であった、または免税事業者であること
が見込まれる事業者のうち、インボイス(適格請求書)発行事
業者に登録した事業者を支援するものです。
■補助内容
それぞれの補助上限金額は次のとおりです。
・通常枠:50万円
・賃金引上げ枠、卒業枠、後継者支援枠、創業枠:200万円
・インボイス枠:100万円
※補助率は2/3以内(賃金引上げ枠のうち赤字事業者につい
ては3/4)です。
この補助金は、申請にあたって、事業を営む地域を管轄する商
工会、商工会議所の窓口に事業計画書を提出して「事業支援計
画書」等を作成してもらう必要があります。
詳しくはそれぞれの事務局のホームページをご確認ください。
◇事務局(商工会地区分:全国商工会連合会)ホームページ
http://www.shokokai.or.jp/jizokuka_r1h/
◇事務局(商工会議所地区分:日本商工会議所)ホームページ
https://r1.jizokukahojokin.info/
〇補助金に関するご相談は銀行融資プランナー協会正会員事務
所である当事務所にて承っております。
お気軽にご相談ください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
■お問い合わせ先
【 石田雄二税理士事務所 info@kaikeisanbo.com 】
昭和63年、中央大学商学部卒。
その後、大手ゼネコン勤務等を経て、平成7年、石田雄二税理士事務所開業。
「会計事務所は最も身近な経営スクール」をモットーとし、マネジメントゲームを用いた経営指導は県外にまで及ぶ。
広島県創業サポーター。広島県事業引継ぎ支援センター登録専門家。