『事業再構築のための経営の着眼点(その13)』 …昔はチラシとポイントカード、今後は動画とオンラインサロン!

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前回号の続きです。

■着眼点19:

自社の広報媒体(主に動画)と自社のコミュニティーの構築を!

●昔は、DMやチラシを主な告知媒体として使っていました。

店舗ビジネスでは、これらを使って来店を促し、ポイントカー
ドを配布して固定客化を狙っていました。昔々の販促・固定客
化の王道です。時に固定客限定のイベント等を行っていました。

●今は、ホームページや文章・画像を使ったSNSを活用しなが
ら、自社の告知を行っています。また、ネット販売は、大手販
売プラットフォームに出店して行っています。自社独自で顧客
にリーチしにくいからです。

●今後は、各社が自社の広報媒体(主に動画)を持ち情報配信
を行うことで、直接顧客にアプローチするようになります。さ
らに、各社が自社のコミュニティー(自社のビジネスオンライ
ンサロン=ファンクラブ)を運営するようになります。ネット
販売においても、自社が直接顧客に販売するようになり(D2C
モデル)、大手のプラットフォーマー(B2B2Cモデル)を経由
して販売する比率が下がります。

情報配信力とITリテラシーの高い企業は、エンドユーザーを囲
い込み、自社の商品やサービスを直接販売するようになります。

代理店や、ネット上での大手のプラットフォーマーをも中抜き
できる社会構造がついに出来上がりました。

◎エンドユーザーがスマホという極めて高機能な情報受信媒体
を標準装備しています。また、発信者から受信者(エンドユー
ザー)へ届けるためのインフラも完璧に整備されました。
このような環境に今我々は遭遇しています。この環境に適合す
るのか無視するのか?10年後の未来が大きく変わります。

◆我々が取り組むべきことは以下です。

1.尖った商品やサービスを開発する。

2.自社の情報配信チャンネル(動画を使った自社TVのような
もの※ユーチューブが現実的です。)を整備して情報配信を始
める。

3.顧客及び顧客候補を囲い込む自社のビジネスオンラインサ
ロン(自社のファンクラブ)を開設して囲い込む。

是非ご検討ください。

…次回につづく


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