『IT導入補助金(三次公募)について』 …よりたくさんの方が活用できるようになりました。
「IT導入補助金」の三次公募の受付が始まりました。
この補助金は、生産性向上を図るために自社に適したITツー
ル(ソフトウエア、サービス等)を導入する場合に、その経費
の一部を補助してくれるものです。
今回はよりたくさんの方が活用できるように、交付申請期間中
に2週間ごとに締め切って審査を行い随時交付決定されるよう
になりました。
交付申請の最終期限は平成30年11月19日です。
先ずは自社に適したITツールを提供するIT導入支援事業者
に相談し、提案を受けながら補助金を活用したIT導入を進め
てください。
概要をみておきましょう。
■補助要件
主な要件は次のとおりです。
(1)日本国内で事業を行う中小企業・小規模事業者等である
こと。
(2)本事業を実施する事業者の労働生産性が、本事業の実施
によって3年後の伸び率1%以上、4年後の伸び率1.5
%以上、5年後の伸び率2%以上又はこれらと同等以上
の生産性向上を目標とした計画を設定すること。
■補助の対象となる事業
補助の対象となる事業の主な内容は次のとおりです。
(1)日本国内で実施される事業であること。
(2)事務局(一般社団法人サービスデザイン推進協議会)が
認定した「IT導入支援事業者」が登録するITツール
(ソフトウエア、サービス等)を導入する事業であること。
※あらかじめ事務局の承認を受け、事務局のHPに補助対象サ
ービスとして公開されたITツール(ソフトウエア、サービス
等)を導入することが補助対象となります。
■補助金額
補助金額は、対象となるIT導入費用の1/2以下で上限50
万円、下限15万円です。
■その他
補助金の交付申請を行う前に、事務局のホームページから「経
営診断ツール」による経営診断の実施と「SECURITY ACTION」
による自己宣言をする必要があります。
※「経営診断ツール」とは企業の経営状態を把握するツールで、
従業員数や業種などの基本情報と最新決算期を含めた2期分の
決算に関する情報、5つの視点の質問に答えて、事業計画を策
定するように自社の課題を把握することができるものです。
※「SECURITY ACTION」とは、独立行政法人情報処理推進機
構(IPA)が実施する中小企業・小規模事業者等自らが、情報
セキュリティ対策に取り組むことを自己宣言する制度です。
詳しくは以下のホームページからご確認ください。
https://www.it-hojo.jp/
昭和63年、中央大学商学部卒。
その後、大手ゼネコン勤務等を経て、平成7年、石田雄二税理士事務所開業。
「会計事務所は最も身近な経営スクール」をモットーとし、マネジメントゲームを用いた経営指導は県外にまで及ぶ。
広島県創業サポーター。広島県事業引継ぎ支援センター登録専門家。